金沢城公園では、2023年9月30日(土)から11月26日(日)の日程で、「チームラボ 金沢城 光の祭」が開催されます。広大な金沢城公園が光のアート空間に姿を変え、来場者は公園内を歩きながら、様々な作品を鑑賞し、体験することができます。金沢を旅行される皆さまも、ぜひこの機会に、チームラボが手掛けるインタラクティブなアートに触れてみませんか。
どんなイベント?
チームラボが手掛けるデジタルテクノロジーにより、金沢城公園の櫓や石垣、木々などがアート空間に変わります。
花々で形作られた色鮮やかな動物たちが五十間長屋の石垣を歩き、園内の木々や光のovoid(卵形体)は来場者の動作や周囲の環境に呼応して色を変え、音色を響かせます。金沢にゆかりのある歴史上の武将らが集まる広場では、武将に触ると、その人物の名言が吹き出しで現れるとのこと。
金沢の真ん中にある史跡で、デジタルアートの世界を楽しめるイベントです。
金沢城公園って?
金沢城の歴史は、天文15(1546)年、本願寺による金沢御堂の創建に始まります。天正11(1583)年に前田利家が入城し、本格的な城づくりが始まり、加賀藩前田家百万石の居城として発展しました。
金沢城公園の整備について
明治以後は陸軍の拠点として、終戦から平成7(1995)年までは金沢大学のキャンパスとして利用され、金沢大学の移転後、平成13(2001)年9月に「金沢城公園」として、金沢御堂の創建から450余年を経て、一般に開放されました。
チームラボって?
アートコレクティブ。2001年から活動を開始。集団的創造によって、アート、サイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されている。
チームラボは、アートによって、自分と世界との関係と新たな認識を模索したいと思っている。人は、認識するために世界を切り分けて、境界のある独立したものとして捉えてしまう。その認識の境界、そして、自分と世界との間にある境界、時間の連続性に対する認知の境界などを超えることを模索している。全ては、長い長い時の、境界のない連続性の上に危うく奇跡的に存在する。
チームラボの作品は、ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルス)、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(シドニー)、南オーストラリア州立美術館(アデレード)、サンフランシスコ・アジア美術館(サンフランシスコ)、アジア・ソサエティ(ニューヨーク)、ボルサン・コンテンポラリー・アート・コレクション(イスタンブール)、ビクトリア国立美術館(メルボルン)、アモス・レックス(ヘルシンキ)に収蔵されている。
チームラボ 金沢城 光の祭
開催期間
2023年9月30日(土)から11月26日(日)
18:00~21:30(最終入場時間は20:45)
※期間中、一般の方の金沢城公園の退園時間は17時となります。
会場
金沢城公園(石川県金沢市丸の内1-1)
「チームラボ 金沢城 光の祭」には石川門からのみ入場できます
金沢駅東口⑥番~⑧番のりばからバスで約20分「兼六園下・金沢城」バス停で下車、徒歩約5分
お車の方は石川県兼六駐車場、または近隣のコインパーキングをご利用ください
チケット
チケットは日付指定券となり、入場料は曜日によって異なります。未就学児は無料です。
▶ 月曜から木曜
一般 | 1,600円 |
中高生 | 800円 |
小学生 | 500円 |
障がい者割引 | 800円 |
▶ 金・土・日曜 および祝日
一般 | 1,800円 |
中高生 | 900円 |
小学生 | 600円 |
障がい者割引 | 900円 |
2023年8月30日より、公式チケットサイト、イープラス、北國新聞読者サービスセンター、石川県立音楽堂チケットボックスで販売開始。
会場チケット売り場では当日券のみ取り扱います。
お問い合わせ
TEL: 076-224-4141(ケィ・シィ・エス)