2024年3月16日、北陸新幹線の金沢 – 敦賀間が開業します。これを記念して、兼六園・金沢城公園では2日間限定の特別ライトアップが開催されます。ライトアップの入園料は無料です。ぜひお越しください。
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開催日時
令和6年3月16日(土)~17日(日)
19:00~20:45(閉園21:00)
兼六園の見どころ
金沢を代表する観光スポット・兼六園は、加賀前田家のお殿様が意匠を凝らして作らせた大名庭園で、水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並んで日本三名園の一つに数えられます。11.4ヘクタールの広い園内には約160種、8200本の木が植えられています。また、人工の築山や池が造られ、豊かな曲水がそれらをつないでいます。園内には軽食で休憩できる茶店などもあり、四季折々に五感で楽しむことができます。
兼六園のシンボル・徽軫灯籠(ことじとうろう)や、園内随一の枝ぶりを誇る唐崎松、日本最古の噴水などのライトアップをお楽しみいただけます。
兼六園の冬の風物詩・雪吊りは、例年3月の中頃から取り外しの作業が始まります。唐崎松は毎年、最後に取り外されるため、今回の特別ライトアップでは、雪吊りを施された美しい松の姿が見られることでしょう。
イベント情報
ライトアップ特別料理プラン
ライトアップされた金沢城の石垣が一望できる、兼六園・茶店通りに店を構える城山亭では、ライトアップ特別料理プラン「加賀定食」をご用意。加賀の伝統料理、治部煮のついた特別な御膳です。
ご予約・お問い合わせは、城山亭076-221-6848まで
兼六園ライトアップ演奏会
兼六園内最大の池、霞ヶ池のほとりに佇む内橋亭では、3月16日(土)に兼六園ライトアップ演奏会「庭、夜、響き」が開催されます。時間は19時15分~と20時~の2回。加賀山紋さんによる民謡と胡弓の演奏をお楽しみください。霞ヶ池の付近にて、どなたでも鑑賞できます。
ライトアップ開催時、入園は、蓮池門口、真弓坂口、小立野口の3か所に限定されます。
安全のため、園内に立ち入り禁止箇所が設けてある場合がございます。
金沢城公園
金沢城公園では、重要文化財の石川門や、平成になって復元された五十間長屋のライトアップを楽しむことができます。また、多彩な石垣も金沢城の魅力のひとつ。暗闇に照らし出される石垣にもご注目ください。
玉泉院丸庭園
ホテルが立ち並ぶ大通りから尾山神社の境内を通り抜け、鼠多門をくぐったところにあるのが玉泉院丸庭園。加賀藩二代目藩主の正室で織田信長の四女(一説に五女とも)であった永姫(玉泉院)のために作庭されたのがその起こりとされ、兼六園よりも長い歴史を持つ庭園です。2015年に復元された庭園の幻想的なライトアップをお楽しみください。
チラシ
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アクセス
バス
JR金沢駅 兼六園口(東口)バスターミナル [6][7][8]番 乗り場より乗車
[兼六園下・金沢城]バス停下車 徒歩約3分
JR金沢駅 兼六園口(東口)バスターミナル [3][7][8]番 乗り場より乗車
[広坂・21世紀美術館]バス停下車 徒歩約3分
金沢ライトアップバスは3月16日(土)に運行します。どうぞご利用ください。
自家用車
兼六駐車場(金沢市小将町1-53 TEL.076-263-1814)兼六園 蓮池門口まで徒歩約5分
最初の1時間350円 超過30分毎150円
石引駐車場(金沢市石引4丁目380番 TEL.076-223-2285)兼六園 小立野口まで徒歩約5分
最初の1時間まで30分毎100円 以降超過1時間毎100円
北陸新幹線県内全線開通について
2015年3月、北陸新幹線の長野-金沢間が開業したことにより、首都圏と金沢が1本の路線で繋がりました。そして、この2024年3月16日には、新たに金沢-敦賀間が開業します。富山・石川・福井の北陸三県がさらに近くなります。
今回開業するのは、金沢駅から西に、小松、加賀温泉、芦原温泉、福井、越前たけふ、敦賀の6つの駅です。金沢-敦賀間は、これまで特急利用で1時間20分ほどかかっていたのが、北陸新幹線に乗車することで乗車時間が58分にまで短縮します。